Top > Information・お知らせ(一覧) > 記事 『第14回 日中冬期道路交通ワークショップ』において発表しました。(2015.7.20-24) (2015年08月17日) 平成27年7月20日-22日、第14回 日中冬期道路交通ワークショップ が、中華人民共和国内蒙古自治区錫林浩特市 (シリンホト) 市で開催されました。本ワークショップは、日本および中国北部地域の冬期道路交通に関わる技術者、研究者の相互理解を深め、冬期道路交通に関する技術情報の交換と技術移転を円滑に行うことを目的に開催されています。 第1回ワークショップが2002年に札幌で開催され、以降は毎年日中交互に開催されています。寒地土木研究所では、旧北海道開発土木研究所時代の2002年(第1回)からこのワークショップに参加し、中国各地の積雪寒冷地にある道路交通系研究所との交流を進めています。 今回、地域景観ユニットからは松田総括主任研究員が「郊外部における道路のシークエンス景観の評価に関する考察」と題して、効果的で効率的な道路景観の向上手法の提案に必要な道路景観の評価手法について、走行車両から見る景観の評価実験について発表しました。発表後には、実験時の被験者への説明内容、季節を変えて実験を行った場合の評価結果の違いなど、細部にわたる多くの質問が寄せられました。 また、講演後には、主催である内蒙古交通設計研究院の副理事長、および西安市の中交第一公路勘察設計研究院で道路環境や景観を研究している単永体氏から、道路景観に関する講演依頼を受けるなど、中国側から深い興味を示されました。
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