地域景観チーム

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「第12回寒地開発に関する国際シンポジウム」で発表しました。(2019.6.17-19)

(2019年07月04日)

 2019年6月17日から19日の期間にフィンランド共和国のオウル市にて第12回寒地開発に関する国際シンポジウム(12th International Symposium on Cold Regions Development: ISCORD)が開催され、地域景観チームの岩田研究員が以下について発表しました。

岩田研究員「寒冷地域の電線類の浅層埋設実現に向けた課題と技術開発」
(英題:Tasks and technical developments toward the shallow undergrounding of utility lines in cold regions)

発表では、寒冷地における浅層埋設手法導入に向けた凍結実験の結果を紹介し、その導入の可能性について考察を紹介しました。

 また、シンポジウム後には、ヘルシンキにあるフィンランド交通庁(Finnish Infrastructure Transport Agency)を訪問し、フィンランドの電線類地中化についてヒアリングを行いました。
フィンランドでは冬期の暴風雪による架空線の被害を防ぐことが電線類地中化を進める理由の一つになっていることなどが紹介され、フィンランドと日本を比較して様々な意見を交わすことができました。


シンポジウム会場の様子
▲シンポジウム会場の様子
岩田研究員の発表の様子
▲岩田研究員の発表の様子
会場となったホテル
▲会場となったホテル
ホテルは公園の敷地内にたっています
▲ホテルは公園の敷地内にたっています
ヒアリングに協力頂いたフィンランド交通庁のKari氏(右)と通訳者のMarkus氏(左)
▲ヒアリングに協力頂いたフィンランド交通庁
のKari氏(右)と通訳者のMarkus氏(左)
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