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中米カリブ諸国対象のJICA国際研修で研修リーダーと講師を務めました。(2019.8.21-9.18)

(2019年09月20日)

 8月21日(水)~9月18日(水)の1ヶ月間、国際協力機構(JICA)が実施する「中米統合機構加盟国向け 道の駅による道路沿線地域開発コース」の研修が行われ、松田上席研究員が、研修全体のコースリーダーとしてカリキュラムの作成、視察先や講師の選定、研修生の帰国後のアクションプログラムの作成など研修全般にわたって技術指導を行ったほか、松田上席研究員と岩田研究員が担当講義の講師を務めました。
 この研修は、「道の駅」モデルを通じた中米・カリブ諸国の沿線地域開発の手法を学ぶことを目的として開催され、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス、コスタリカ、グアテマラ、パナマ、ドミニカ共和国の各国から計13名が参加しました。
研修では、「道の駅」をメインテーマにシーニックバイウェイや6次産業化に関する講義と視察、ディスカッションなどが行われました。また、JICAホンジュラス現地事務所の職員が研修に合流し、過年度の研修生が中心となって建設されたホンジュラスの「道の駅」事例を紹介しました。
研修の成果として、各研修生の帰国後のアクションプランが発表されました。今後、国や地方公共団体などの関係機関と連携しながら「道の駅」に関する調査や整備が進められる予定です。なお、本研修の補完するための現地研修が2020年1月にエルサルバドルで開催される予定であり、松田上席が現地に赴きアドバイザーを務める予定です。



松田上席研究員の講義の様子
▲松田上席研究員の講義の様子
岩田研究員の講義の様子
▲岩田研究員の講義の様子
グループディスカッションの様子
▲グループディスカッションの様子
研修員全員でのディスカッション風景
▲研修員全員でのディスカッション風景
模型を用いた設計手法の解説
▲模型を用いた設計手法の解説
道の駅の現地視察
▲道の駅の現地視察
閉講式で挨拶する松田上席研究員
▲閉講式で挨拶する松田上席研究員
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