地域景観チーム

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「経験者採用職員(総合職)の採用」の公募(2019.11.11-12.20)

(2019年11月12日)

 当チームでは、経験者採用職員(総合職) 公募を実施します。

 詳細の条件は、以下のファイルを参照下さい。
http://www.ceri.go.jp/contents/recruit/image/keikensyasyokuin_keikan20191107.pdf


■機関の説明(募集の背景、機関の詳細、プロジェクトの説明等)
 平成16年に景観法が制定され、地方公共団体の責務として地域の自然的社会的な諸条件に応じた都市計画や地方計画と調和のとれた景観計画を策定することが求められている。また、国土交通省では平成19年4月以降、「国土交通省所管公共事業における景観検討の基本方針(案)」に基づき、全事業において景観検討の実施が原則化されている。新たな国土形成計画(H27)や第8期北海道総合開発計画(H28)及び観光立国推進基本計画(H29)においては,良好な景観の保全と創出と、それらを活かした観光振興・地域振興による地方創生への貢献が期待されており、これら施策に資する技術の開発が急がれているところである。さらに、今般発表された国土交通白書(R1)には、今後の国土交通政策として日本人の感性(美意識)を公共空間に取り込むことが強く謳われている。

 こうした背景を踏まえ、当研究所では研究プログラム「魅力ある地域づくりのためのインフラの景観向上と活用に関する研究」を実施し、公共インフラに関する景観評価技術、計画・設計技術、及び地域振興につながる利活用技術の研究開発を行っている。このうち、多様な活用に対応した沿道休憩施設の設計技術に関する研究(H28-R3)では,利用者評価と行動調査,景観デザインの実践例や既往の知見・セオリー等から、多様化する道の駅の機能や利活用に対応した計画・設計及び管理技術に関する研究開発を行っている。 

■仕事内容(業務内容、担当科目等)
 沿道休憩施設の利用者ニーズや利用者評価実験結果等の詳細分析および体系化,それらに基づく具体的デザイン手法を開発し、計画・設計及び管理技術に関する実務者用ガイドラインを作成。

■勤務地住所等
札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号

■募集人員(職名・採用人数等)
1名

■着任時期
令和2年4月1日以降のできるだけ早い時期

■採用後の位置づけへと定年制への移行
 基本的に任期は3年間ですが、パーマネント(定年制)への以降を希望する者については,任期中の実績や土木研究所への貢献などを総合的に考慮しつつ、審査を経てパーマネントの研究員に移行することが可能です。

■応募締切:令和元年12月20日(金曜日)17時必着

■業務に必要な特定分野の資格・条件(学位などを含む)・経験(何年以上)、及び専門性等の詳細
1)大学院修士課程以上を修了した者で、公共空間のデザインに関連する分野の博士または修士の学位取得者。なお、採用日までに学位を取得する見込みのある者を含む。
2)土木、建築、造園、または都市計画の分野で、公共空間のデザインに関する実務または研究の経験を5年以上有する者(大学院博士課程(博士後期課程)については経験年数に含む)。
3)既に事業が実施されている(計画中のものも含む)公共空間のデザインに関する設計の経験を有する者。
4)研究業務に必要な日本語能力を有する者。
上記1)~4)をすべて満たすことを条件とする。


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