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中南米諸国対象のJICA国際研修で主任講師を務めました(2023.7.19-9.13)

(2023年10月18日)

 2023年7月から9月の約2ヶ月間にわたり、国際協力機構(JICA)が実施する下記研修が行われ、松田コースリーダー(前上席研究員)と岩田主任研究員が、カリキュラムの作成、視察先や講師の選定、研修生の帰国後のアクションプログラムの作成など研修全般にわたって技術指導を行ったほか、担当講義の主任講師を務めました。

「パラグアイ国別研修 道の駅展開による地域開発」
期 間:2023年7月19日(水)~8月9日(水)
参加国:パラグアイ共和国
  ※同国中央省庁の要請により2023年度から新たに開始した研修
参加者:2023年2月の現地視察にて意見交換した中央政府職員、地方自治体市長および職員、石油公社職員など8名が参加。

「中南米地域課題別研修 道の駅による道路沿線地域開発」
期 間:2023年8月16日(水)~9月13日(水)
参加国:ボリビア、ブラジル、コロンビア、ペルー、コスタリカ、ドミニカ共和国、 エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア
※2022年度まで実施していた中米・カリブ諸国向け研修の後継研修として、対象国を拡大して実施
参加者:地域開発に携わる中央政府、地方自治体、関係団体の職員など計13名が参加

 これらの研修は、「道の駅」モデルを通じた中南米諸国の沿線地域開発の手法を学ぶことを目的として開催され、「道の駅」をメインテーマにシーニックバイウェイや6次産業化に関する講義と視察、ディスカッションなどが行われました。また、中南米地域で過年度の研修生が中心となって建設された「Michi-no-Eki」の事例が紹介され、日本と中南米で相互に学び合う場となりました。
 両研修の成果として、各研修生の帰国後のアクションプランが発表されました。今後、国や地方公共団体などの関係機関と連携しながら「道の駅」に関する調査や整備が進められる予定です。

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▲講義を行う松田コースリーダー

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▲講義を行う岩田主任研究員

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▲「道の駅」あびらD51ステーションの視察(中南米研修)

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▲「道の駅」花ロード恵庭の視察(中南米研修)

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▲研修員のディスカッションの様子(パラグアイ研修)

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▲アクションプランの発表会(パラグアイ研修)

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▲視察先での集合写真(パラグアイ研修)

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▲閉講式での集合写真(中南米研修)
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