地域景観チーム

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「第35日本道路会議」で発表し、優秀賞を受賞しました(地域景観チーム)

(2023年11月21日)

 令和5年11月1日(水)・2日(木)に、公益社団法人 日本道路協会の主催による「第35回日本道路会議」が開催されました。本年は、会場(東京都の都市センターホテル)およびオンラインのハイブリッド形式での開催でした。地域景観チームからは、以下の論文発表を行いました。

・「景観検討にどう取り組むか-景観予測・評価の手順と手法-」
 /田宮主任研究員(発表:福島上席研究員)
・「ミニチュア模型を活用した無電柱化出前授業の取り組みについて」
 /大部主任研究員
・「スイスの地方小都市を対象とした歩行空間構成要素の分析」
 /岩田主任研究員
・「点群データを活用した剪定強度の異なる街路樹の樹形の分析」
 /榎本研究員
・「ラウンドアバウト中央島のマウンドによる運転者の視線挙動の変化の分析」
 /増澤研究員

 なお、大部主任研究員が優秀賞を受賞しました。日本道路会議の優秀賞は、道路技術の向上と道路事業の促進への寄与の観点から、独創性、有用性、信頼度、明解度および発表態度・質疑応答等を勘案し、内容及び発表が特に優秀と認められる論文を表彰するものです。

・論文題目
「ミニチュア模型を活用した無電柱化出前授業の取り組みについて」
・受賞者
 大部 裕次(地域景観チーム主任研究員)、岩田 圭佑(地域景観チーム主任研究員)、
 伊東 里枝子(NPO法人電線のない街づくり支援ネットワーク北海道支部)
・概要
 札幌市立伏見小学校 5 年生 120 名を対象として、電線・電柱方式の課題や無電柱化の効果を学んでもらう出前授業を行った。授業の特徴として、クイズを中心とした座学とミニチュア模型を活用した体験授業を組み合わせ、子供達の参加意欲を高める工夫を行った。
 本報告では、授業前後の意識調査により「電線・電柱が無いほうが良い」という意見が大きく増加したこと、また感想文のテキストマイニング分析により、無電柱化の理解が深まりかつ好意的に受け止められたことについて報告した。

記念撮影-.jpg
▲無電柱化の日(11月10日=1110)ポーズで記念撮影しました
(左から、岩田主任研究員、松嶋技術職員、NPO無電柱ネット伊東さん、大部主任研究員)
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