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パラグアイ国を対象としたJICA道の駅研修でコースリーダーを務めました

(2024年8月15日)

 2024年7月17日から8月8日までの約3週間、国際協力機構(JICA)が実施する下記研修が行われ、岩田主任研究員がコースリーダーとして、 研修生の帰国後のアクションプランの作成など研修全般にわたって技術指導を行ったほか、担当講義の講師を務めました。

「パラグアイ国別研修 道の駅展開による地域開発」
期 間:2024年7月17日(水)~8月8日(木)
参加国:パラグアイ共和国
参加者:8名(観光庁および農牧省の中央政府職員、県庁職員、市議会議員、石油公社職員、民間沿道施設職員)

 研修は、パラグアイ政府観光庁より要請があり、パラグアイ1カ国を対象として2023年度から実施しています。
研修員は、パラグアイにおいて日本の道の駅をモデルとした地域開発を推進するため、講義、北海道内の道の駅視察、ワークショップを通じて、北海道内の道の駅の魅力や課題を学び、各研修生が帰国後のアクションプランを作成しました。
今後、国や地方公共団体などの関係機関が連携しながら、「道の駅」に関する調査や整備が進められる予定です。

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▲インセプションレポートの発表会。各研修員が自国の対象地の課題や研修で学びたいことを発表

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▲道の駅運営者からの講義。地域の課題や道の駅の立地について解説し、道の駅の役割や地域振興につなげる様々な取り組みを学んだ

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▲道の駅における自治体担当者からの現地レクチャー。売り場や接客の工夫、生産者との契約関係など実践的な知見を学んだ

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▲岩田主任研究員の講義。道の駅の運営、整備効果、整備の検討プロセス等、道の駅の概論と実践について計8コマの講義を担当

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▲研修員によるアクションプランの発表会

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▲閉講式後の記念撮影
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