地域景観チーム

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「道の駅」の防災機能向上のポイントを作成しました。(2024.3.29)

(2024年4月 3日)

 「道の駅」は道路利用者への交通サービスを提供すると共に、交流人口が増えることで、地域振興の拠点となる重要なインフラ施設です。また、昨今の度重なる地震災害や激甚化する気象災害においては、道路利用者の緊急避難場所や地域の復旧・復興支援の拠点となるなど、「道の駅」の防災機能の強化が求められています。

 この度、地域景観チームでは、大地震や暴風雪災害時に避難者の受け入れや地域の復興拠点となった「道の駅」に関する現地調査およびヒアリング調査を行い、災害時の支援に「道の駅」の施設や設備がどのように活用されたのかを、『「道の駅」の防災機能向上のポイント』として取りまとめました。

 本書は、調査研究の成果をもとに、「道の駅」の防災機能を高める施設や設備の事例を示したものです。特に、平時の機能を災害時に活かす「フェーズフリー」の考え方に基づき、「道の駅」の魅力的な空間と災害時の役割が両立するためのポイントを示しています。

 今後、「道の駅」の機能改善などを検討する際に、参考資料としてご活用ください。

 ダウンロードページ↓
http://scenic.ceri.go.jp/manual.htm
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