寒地土木研究所 地域景観チームでは、研究の成果として各種マニュアルをPDFファイルで提供しています。
「道の駅」ポイントブックシリーズ
地域景観チームでは、大地震や暴風雪災害時に避難者の受け入れや地域の復興拠点となった道の駅に関する現地調査およびヒアリング調査を行い、災害時の支援に道の駅の施設や設備がどのように活用されたのかを取りまとめました。 本書は、これらの調査研究の成果をもとに、道の駅の防災機能を高める施設や設備の事例を示したものです。特に、平時の機能を災害時に活かす「フェーズフリー」の考え方に基づき、道の駅の魅力的な空間と災害時の役割が両立するためのポイントを示しています。 今後、道の駅の機能改善などを検討する際に、参考資料としてご活用ください。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約12MB) (2024.3)
景観検討にどう取り組むか -景観予測・評価の手順と手法- 令和3年度末に公表した「景観検討にどう取り組むか-景観予測・評価の手順と手法-」の【I. 基本編】と【II. BIM/CIM編】に続き、アンケートと結果の統計分析に特化した景観評価について解説した【III.アンケート評価編】を作成しました。
本編の【III.アンケート評価編】では、「より良いもの(インフラ)をつくることを目的として、評価対象とする景観の状況を多数の回答者に提示して、それに対する評価や印象を尋ね、その結果を統計的に処理する。そのアンケート結果に基づき事業目的の達成度合いなどを議論・評価し、計画・設計案の修正に反映する。」ための手順と手法を示しています。 「アンケート型式による景観評価の実践的な進め方」を通読できるような構成にしていますので、景観に関する専門家がいない場合や、予算に制約があるような場合に、アンケートの計画・準備から回答や評価に至るまで、現場の実務担当者が自ら調査を実践することを意識しています。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約12MB) (2023.3)
景観検討にどう取り組むか -景観予測・評価の手順と手法- 景観面からの検討(景観検討)は、全ての公共事業において、より良いインフラをつくるための必要不可欠な作業です。この検討にあたっては、事業完成後の対象構造物等の姿形や周囲景観などを予め知り(予測)、議論や評価を行い、その景観予測・評価の結果を適切に設計へ反映することが重要となります。そのため、「国土交通省所管公共事業における景観検討の基本方針(案)」にもその必要性が示されています。 しかし、景観検討の経験が十分でない技術者にとって、その対象や範囲、手順や手法を理解することは難しい面もあり、ポイントをふまえた適切な景観検討を取り組みにくいのが実態です。 そこで、本書は、限られたリソースの中で少しでも景観検討に取り組み、より良いものに近づけるよう、そのポイントを示した技術資料です。
本編の【I.基本編】では、景観検討において重要となる「景観予測・評価」の基本的な手順と手法について解説します。 具体には、以下の3つの手順を示しています。①景観予測・評価を行う上で必要かつ重視すべき点(着眼点)を整理する手順、②景観予測を行う上で必要な、パース、模型、BIM/CIMなどの「視覚化ツール」を適切に作成する手順、③作成した視覚化ツールに基づき議論・評価を行い、その結果を設計案比較表と設計案に反映する手順、となります。 なお、BIM/CIMモデルの活用に特化した景観予測について解説した、【II. BIM/CIM編】も併せてご活用ください。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約24MB) (2022.3)
景観検討にどう取り組むか -景観予測・評価の手順と手法- 景観面からの検討(景観検討)は、全ての公共事業において、より良いインフラをつくるための必要不可欠な作業です。この検討にあたっては、事業完成後の対象構造物等の姿形や周囲景観などを予め知り(予測)、議論や評価を行い、その景観予測・評価の結果を適切に設計へ反映することが重要となります。そのため、「国土交通省所管公共事業における景観検討の基本方針(案)」にもその必要性が示されています。 しかし、景観検討の経験が十分でない技術者にとって、その対象や範囲、手順や手法を理解することは難しい面もあり、ポイントをふまえた適切な景観検討を取り組みにくいのが実態です。 そこで、本書は、限られたリソースの中で少しでも景観検討に取り組み、より良いものに近づけるよう、そのポイントを示した技術資料です。
本編の【II. BIM/CIM編】では、景観予測・評価のうち、BIM/CIMモデルの活用に特化した景観予測について解説します。 具体には、既往の知見や国土交通省のBIM/CIM活用ガイドライン、研究成果をふまえて整理したBIM/CIM活用の利点を述べ、BIM/CIMモデルを景観予測・評価する際の活用のポイントを示しています。 なお、景観予測・評価の基本的な手順と手法について解説した、【I. 基本編】も併せてご活用ください。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約13MB) (2022.3)
北海道の道路緑化に関する技術資料(案) 2020年度改訂版 本書は、平成27年に大幅に改正された「道路緑化技術基準」および平成28年に改訂された「北海道道路緑化指針(案)」の趣旨を解説するとともに、新しい考え方に基づく具体的な整備・管理の参考となる技術資料として、2021年3月に内容の改訂を行いました。 この度の改訂では、これまで掲載していた内容を基本構成としつつ、「北海道の道路緑化指針(案)」の改訂で削除された「植栽配置の検討」等の事項に加え、北海道の地域特性や景観、維持管理に配慮した樹種選定リストなど、新たに必要な加筆修正を行いました。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約26MB) (2021.3)
北海道の道路緑化指針(案) 本書は、北海道において道路緑化を行う際に、指針となる資料です。 国土交通省においては、危険木化の進む街路樹の更新や、メリハリをつけた維持管理、地域の特色ある創出に向け、平成 27 年 3 月に「道路緑化技術基準」の改訂版を告示しました。これに合わせ、北海道における道路緑化に関する基本的な考え方を環境や景観に対する価値観の変化に対応するよう見直すとともに、新たな知見に基づく技術的な整備・管理の変革も踏まえ、北海道の道路緑化指針(案)の改訂版をとりまとめました。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約3.0MB) (参考資料) (2016.04)
土木・屋外空間における木製材料の利用に関する技術資料 寒地土木研究所では、2015~2019 年度にかけて、既存の木製土木工作物の腐朽劣化状況に関する広範な計測調査を行い、 これをもとに木材の経年と腐朽劣化の発生の関係の解明などに取り組んできました。 本書においては、これらの調査研究の成果をもとに、木材における腐朽劣化の発生率の予測値や、それをもとにした維持管理費用の試算方法、 試算事例などを示しました。これらのデータを用いることで、木製材料を採用した場合の将来の維持管理頻度やその際のコストの試算、 木材利用の妥当性の確認、あるいは耐久性向上や維持管理低減に効果的な構造上の工夫などについて、検討することが可能です。
PDFファイルのダウンロード 本編(約9MB) 付録: 木製部材の経年劣化に関する調査結果(約6MB) 一括ダウンロード(約15MB) (2021.10)
「道の駅」の機能・役割・効果、整備と運営の方法について紹介 Справочник по «Michi-no-Eki» Handbook on "Michi-no-Eki" for International cooperation Manual sobre "Michi-no-Eki" para Cooperación Internacional Manuel sur les Michi-no-Eki 海外展開に向けた「道の駅」ハンドブック 「道の駅」は"道路利用者の快適な休憩"と"地域の活性化"を目的とした沿道の休憩&交流施設で、地方自治体が設置し、国土交通省がこれを認めるシステム(制度)です。1993年、日本で始まりました。 「道の駅」では、24時間無料で利用できる駐車場と清潔で快適なトイレがあり、道路交通や気象、地域の観光情報の入手、地域ならではの食を楽しみ、様々な特色ある地場の特産品の購入ができます。 「道の駅」の運営には地域のコミュニティも参加し、「道の駅」ごとの独自で多様なサービスを提供しています。こうした「道の駅」に道路利用者が立ち寄り、地域コミュニティと交流することで地域 が活性化します。「道の駅」をモデルとした沿道休憩施設は2018年現在、世界10カ国以上に展開されています。 寒地土木研究所では、海外で「道の駅」設置や運営に取り組む関係者にむけて、「道の駅」のつくり方、効果や運営について紹介するハンドブックを作成しました 。
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(2018.07作成)
産業連関表に基づく 「道の駅」は、道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供と共に、地域の振興への寄与を目的とした施設です。「道の駅」が良好に整備・運営されれば、「道路利用者」の安全性・快適性の向上などの社会的な効果や、「道の駅」では知名度の向上や入り込み・売上などの経済的な効果が直接的に現れ、これらが起因となり、地域の所得・雇用増、地場産業の活性化、域内外の交流の増加、さらには地域の暮らしの質の向上などが、地域に様々な波及効果として現れるはずです。 これらの効果を把握することは、「道の駅」のより良い整備や運営の改善に向けて重要かつ本来必要なことですが、特に地域振興にどの程度貢献するか・達成しているかなどは、現段階において客観的に評価する手法について確立されたものはありません。 そこで本書では、「産業連関表」の仕組みに着目し、簡易に「経済波及効果」を算定する手法を紹介します。これは、様々な社会的効果や経済的効果のうちの一部にすぎませんが、客観的評価指標として活用が可能となるよう期待しています。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約5MB) (2021.01)
北海道および積雪寒冷地の道路施設の色彩検討の手引き 平成29年10月に公表された「景観に配慮した道路附属物等ガイドライン」(国土交通省) では、道路附属物等に望ましい色彩が提示されましたが、北海道の道路環境は本州以南の地域や非積雪寒冷地とは大きく特性が異なることから、北海道の環境においては、全国標準とは異なる色彩を選定していく必要が、当研究所の実験結果から認められました。 本書は、被験者実験と有識者ヒアリングを交えた検討の他、土木学会デザイン賞受賞の橋梁における道路附属物の色彩事例調査や、海外の土木インフラに関する色彩ガイドラインの調査などを行い、北海道および積雪寒冷地の道路環境特性に適合した道路施設の色彩のあり方について示すものです。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約7.3MB) (2018.06)
無電柱化のポイントブックシリーズ 無電柱化の推進にあたっては、地中化工法を解説した電線共同溝方式に関するマニュアルなどはあるものの、地中化に至る計画論や整備手法を解説したものではありませんでした。この「地中化工法と整備手法の選定ポイント」では、無電柱化の工法や整備手法を選択する上でのフローを示すとともに、今まで無電柱化の工法と整備手法が混在して議論されることが多かったことを踏まえ、これらを区分して概要や特徴、工事費用の提示を行っています。 無電柱化事業の多くを占める電線共同溝事業のみでは、今後の無電柱化の推進に限界も指摘されているなか、今後は本手引きが活用され、電線共同溝以外の多様な整備手法や低コスト手法の活用の幅が広がることで、無電柱化がより一層推進されていくことを期待します。
PDFファイルのダウンロード 一括ダウンロード(約8.9MB) (2019.06)
北海道の道路デザインブック(案) 四訂版 本書では、北海道の国道を「地域の自然・歴史・文化」と調和を図りつつ整備し、国民一人ひとりの資産として次の世代に引き継ぐために、道路と沿道の景観形成に関する基本理念、実践的な規定と実例を示したものです。今回、「道路デザイン指針(案)」(H29.10改訂)を始め前回改訂版以後の各種基準改定や知見を踏まえ、四訂版としてまとめました。
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資料編(約15MB)
(2019.03)
北海道における道路景観チェックリスト 改訂版 本書は、道路景観に対する思想や解説を示した「北海道の道路デザインブック(案)」(平成22年4月)の実践編として、道路事業の計画段階から既存道路の維持管理段階における、より具体的な景観改善の手法を示したものです。 今回、「北海道の道路デザインブック(案)」の改定(平成31年3月)や各種研究成果を踏まえ、内容の一部更新・追記等を行い改訂版としてとりまとめています。 本書に記述されている改善手法は、いずれも関係基準や指針に準拠し、比較的取組みやすい内容も多く掲載しており、北海道における道路景観が少しでも改善し、道路空間の質的向上により、地域振興にも貢献できるよう、本書を積極的に活用してください。
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(2019.03)
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