地域景観チーム シーニックバイウェイ北海道の本格展開や景観緑三法、観光立国推進基本法の施行など、 景観・観光・情報等に関する研究ニーズの高まりから、平成18年4月に新たに地域景観チームが設置されました。当チームでは、美しい沿道景観や快適なツーリング環境の創出、ドライブ観光を支援する情報提供に関する研究などを行っています。
(2011.7作成 / 2024.7改訂)
表示項目の選択 CONTENTS・目次 ●景 観 (重点研究) >> 景観機能を含めた多面的評価による道路空間要素の最適配置技術に関する研究 (基礎研究) >> 公共事業における景観検討の効率化に資する景観評価技術に関する研究 >> 電線電柱類の景観対策手法の選定と無電柱化施工技術に関する研究 >> 北海道における街路樹の景観機能を考慮したせん定技術に関する研究
●観 光 (基礎研究) >> 国際的ロードツーリズムから視たツーリング環境創出に関する研究 >> その他 北海道における美しく快適な沿道環境の創出に関する研究 2-1 景観・コスト・安全面で有効な「路側式の道路案内標識」の提案 >>詳細情報 道路案内標識は、一般にF型と呼ばれる片持式が多く採用されています。しかしながら、片持式は景観に与える影響が大きく、他にも整備費用が高く、車両の衝突事故の危険性も高まり、また積雪地では標識上部に積もる雪落とし費用が増加します。 そこで、寒地土木研究所地域景観チームでは、主に郊外部において景観・コスト・安全面で有利な「路側式の道路案内標識」の採用を提案しています。
(2013.07作成) >>詳細情報を閉じる 2-2 景観に配慮した道路案内標識の設置方式と機能について >>詳細情報 寒地土木研究所 地域景観チームでは、景観・コスト・安全面で有利な「路側式の道路案内標識」を北海道の郊外部における景観向上策の一つとして提案しています。そこでこの機能性を明らかにするため、一般的な片持式と路側式について、アイマークレコーダを用いた被験者走行実験を行い比較検証しました。なお、道路標識設置基準等では、路側式による設置方式の採用は、問題ありません。
(2008.12作成) >>詳細情報を閉じる 2-3 北海道における道路防雪施設と沿道景観の両立について >>詳細情報 寒地土木研究所 地域景観チームでは、道路付属施設や占用物件による景観影響について調査分析し、さらにより優れた道路の設計や管理の検討など、沿道景観の向上に結びつく研究を進めます。
(2009.08作成) >>詳細情報を閉じる 2-4 北海道における道路景観の印象評価と魅力に影響を与える要因 >>詳細情報 寒地土木研究所地域景観チームでは、道路付属施設や占用物件による景観影響について調査分析し、さらにより優れた道路のデザイン手法や管理手法の検討など、沿道景観の向上に結びつく具体的な研究を進めます。
(2010.07作成) >>詳細情報を閉じる 2-6 道路付属施設の機能性と道路景観の相乗的な向上に関する考察 >>詳細情報 魅力的な景観が観光などを通じて地域振興に貢献しているなか、道路整備においても景観への配慮が求められています。一方、道路空間には線形誘導や注意喚起など、道路管理者・道路利用者等のニーズに応じた様々な機能が必要とされ、主に道路付属施設の設置により補われています。 “景観とは人間をとりまく環境のながめそのもの”といわれますが、道路空間における 景観を考えたとき、様々なニーズに応じて設置された道路付属施設が創り出す視覚的に感じる「走行性に関する環境(走りやすさ/わかりやすさ)」も景観に大きく影響しているのではないでしょうか。 本報告は、道路からの景観の向上にむけ、道路付属施設の機能の適切な発現が、いかに景観性に影響を与えているかを比較形式で示すものです。
(2015.12作成) >>詳細情報を閉じる 2-7 沿道の屋外広告物が景観へ与える影響と広告効果との関係に関する被験者実験 >>詳細情報 沿道の屋外広告物は、景観への影響が大きく、国土交通省の調査結果では「残したくない景観」として上位に挙げられています。こうした背景などから全国各地の自治体で屋外広告物条例等が定められていますが、十分な景観向上効果を発揮していない状況も散見されます。その原因の一つに、条例による規制の限界等が考えられ、広告事業者等への主体的な取り組みによる沿道景観の改善を促していく必要があると考えています。 そのため本研究では、沿道の屋外広告物が景観へ与える影響と広告効果との関係を把握することを目的とし、屋外広告物の条件を変えた画像サンプルを用いて被験者実験を行い、地域の魅力を低下させる屋外広告物は広告効果自体も低下する事を示しました。
(2017.07作成) >>詳細情報を閉じる 2-8 沿道の屋外広告物の評価による景観改善に関する研究 >>詳細情報 沿道の屋外広告物は、景観阻害や道路機能への影響が大きいとされています。この屋外広告物に関しては、自治体による規制や誘導が行われていますが、規制の限界があります。そのため、依然として多くの屋外広告物が沿道や観光地などに設置され、ときに地域の景観を大きく損ねていることがあります。 寒地土木研究所では、屋外広告物の改善による景観向上の促進を目的として、屋外広告物が景観に与える影響を把握するなどの研究を進めています。
(2018.07作成) >>詳細情報を閉じる 2-9 北海道の道路緑化に対する意識調査から見える現状の課題について >>詳細情報 街路樹に代表される道路の緑は、沿道環境や景観の向上を始め、歩車分離機能、心理的やすらぎなど多くの役割を担っています。しかし、道路緑化に関しては種々の問題を抱えており、特に植栽の維持管理については課題が多い現状にあります。
(2010.07作成) >>詳細情報を閉じる 2-10 積雪寒冷地の道路緑化指針 >>詳細情報 北海道の道路緑化について網羅的にとりまとめられていた『北海道の道路緑化指針(案)(昭和62年発行)』は、時間の経過とともに、現状に即しない記載事項が見受けられるようになりました。そのため、新たな知見に基づく技術的な整備・管理の変革も踏まえ、道路緑化に関する基本的な考え方を見直し、改訂版(案)をとりまとめました。
(2017.07作成) >>詳細情報を閉じる 2-11 北海道の道路緑化に関する技術資料(案)について >>詳細情報 道路緑化は従来の安全運転機能、景観造成機能、環境保全機能を継承すると共に、時代の変化に対応し、より魅力的な空間を創出していくことが求められています。さらに、最近は、経費節減が求められる社会情勢にあることから、費用の掛からない維持管理手法など新たな技術を導入する必要があります。 そこで、現段階で即時対応可能な項目について「北海道の道路緑化指針(案)」を補足する技術資料を取りまとめました。
(2012.03作成) >>詳細情報を閉じる 景観機能を含めた多面的評価による道路空間要素の最適配置技術に関する研究 3-1 シークエンス景観の印象評価について >>詳細情報 本研究では道路インフラが生み出す効果の一つとして道路景観に着目し、道路機能と景観が両立した効果的で効率的な道路景観の向上手法の提案を目指しています。 本報告では、このうち道路(沿道)景観の評価手法の提案を目的に行った道路走行中のシークエンス景観の評価実験をもとに、被験者に共通する景観の評価やその評価に影響を与えている要因や要素について考察します。
(2014.07作成/2015.12改訂) >>詳細情報を閉じる 3-2 道路空間要素の最適配置に向けた、 >>詳細情報 地域景観チームでは、景観と交通機能の両立した「道路空間の最適化」へ向けて、現道における道路付属施設の有する多面的な機能を評価するための研究を進めています。 本研究では、被験者走行実験を実施し、被験者が評価した道路付属施設の各機能と、景観性、安全性、認知性、走行性などの関連性について考察しました。
(2015.01作成) >>詳細情報を閉じる 空間認識を利用した歩行空間の設計技術に関する研究 4-1 空間認識を利用した歩行空間の設計技術に関する研究 >>詳細情報 寒地土木研究所地域景観チームでは、全国で地域の魅力向上、活力向上への期待が高まる中、地域の骨格となる街路・広場等の歩行空間について、地域の魅力向上に資する、効果的な整備を実現するための評価・設計技術について研究を行なっています。
(2013.07作成) >>詳細情報を閉じる 公共事業における景観検討の効率化に資する景観評価技術に関する研究 5-1 SD法に比較・順位要素を加えた景観評価手法の試行 >>詳細情報 国土交通省所管公共事業において、景観検討の実施が原則化されたことから、現場レベルで採用できる景観予測・景観評価の技術支援が求められています。そのため、地域景観チームではこの技術支援を目的とし、適切な景観予測・評価技術のパッケージ化に向けた研究を進めています。 このうちの一つとして、本報告では公共事業に関する複数の画像サンプルを用いて被験者実験を行い、景観評価手法の違いが評価結果に及ぼす影響について分析を行い、景観評価に用いるサンプル同士の比較や順位付けの評価要素を加味した新たな景観評価手法の有効性を確認しました。
(2017.12作成) >>詳細情報を閉じる 5-2 公共事業における景観検討の効率化のための景観評価技術の確立に向けて >>詳細情報 地域景観チームでは、客観的かつ定量的な評価手法として古くから用いられ、一定の有効性が確認されているSD法(Semantic Differential法)に着目し、現場レベルで採用できる簡易な手法として、調査方法から分析までをパッケージ化してマニュアルとして提示するための研究を進めています。
(2015.01作成) >>詳細情報を閉じる 5-3 SD法を用いた景観評価における評価サンプルの作成方法が評価結果に及ぼす影響 >>詳細情報 国土交通省所管事業では、すべての事業において景観検討の実施が原則化されていますが、現場レベルで採用できる景観評価の手法が示されておらず、その確立が必要となっています。 そこで寒地土木研究所では、客観的かつ定量的な評価手法として古くから用いられ、空間評価に一定の有効性が確認されているSD法(Semantic Differential法)に着目し、評価の対象・目的に応じて、調査・設計から分析、結果の活用方法までをパッケージ化し、マニュアルとして提示するための研究を進めています。 その一環として、本研究では、評価サンプルの作成方法の違いが評価結果に及ぼす影響を、印象評価実験により分析しました。
(2015.12作成) >>詳細情報を閉じる 5-4 機能向上に資する道路施設の色彩に関する研究 >>詳細情報 現場での色彩設計を支援するためには、土木施設の機能発揮に貢献し、景観にも配慮した効果的な色彩設計の考え方や具体的な方法を、現場技術者が参照可能な技術資料として提供する必要があります。 そこで本研究では、積雪寒冷地における道路施設の機能と景観の向上に寄与する、効果的な色彩設計方法の提案を目指しています。その一環として、季節や天候による周辺の色彩変化と道路施設の色彩がもつ機能との関係について把握するため、形状や光の当たり方などの微妙な色彩の違いを判断できる屋外での色彩サンプルを活用した被験者実験を実施しました。
(2017.07作成) >>詳細情報を閉じる 5-5 道路施設の色彩規定に関する基準類の現状と課題 >>詳細情報 景観デザインにおいて、色彩はさまざまな効果や影響を及ぼす重要な要素の一つです。本来、土木施設にはその役割や期待される機能の観点から望ましい色彩が存在すると考えられますが、施設単体の機能発揮だけではなく、整備する空間全体としての機能の最適化にも配慮する必要があります。 しかし、土木施設の色彩設計に関しては、一般にその具体的な方法を示した技術的な指針等は見当たらず、景観ガイドライン等にも記述は限定的です。そのため、現場技術者は色彩設計に苦慮し、不適切な色彩の採用による景観へのダメージだけでなく、施設の機能低下に繋がっている事例も少なくありません。 現場での色彩設計を支援するためには、土木施設の機能発揮に貢献し、景観にも配慮した効果的な色彩設計の考え方や具体的な方法を、現場技術者が参照可能な技術資料として提供する必要があります。 そこで、本研究では、道路施設を対象として、特に積雪寒冷地、高緯度地域において、機能と景観の向上に寄与する効果的な色彩設計方法の提案を目的としています。 本報告は、その一環として、国内外で運用されている基準類における、色彩に関する規定や考え方の現状と課題を既存資料をもとに分析しました 。
(2015.12作成) >>詳細情報を閉じる 5-6 景観に配慮した土木施設の効果的な色彩設計に関する研究 >>詳細情報 土木施設にはその役割や期待される機能の観点から望ましい 色彩が存在すると考えられます。また、土木施設の色は景観にも大きな影響を与えます。 北海道の環境は本州以南の地域や非積雪寒冷地とは大きく特性が異なります。防雪柵や矢羽根などの冬期積雪期のための施設やスカイラインが低く、見通し距離が非常に長いといった景観的な特徴があります。 寒地土木研究所地域景観チームでは、こうした北海道の特性を踏まえ、土木施設の機能発揮に貢献し、景観にも配慮した効果的な色彩設計の考え方や具体的な方法を研究しています。
(2018.07作成) >>詳細情報を閉じる 5-7 景観形成等の取り組みの効果・発現の考え方とその評価手法に関する考察 >>詳細情報 事業の効果を適切に評価することへのニーズは高くあります。 例えば、近年の都市再生整備計画事業や中心市街地活性化基本計画の認定に際しては、計画を策定する各自治体において、定量的な数値目標を設定し、事業後にそれら指標を用いて事後評価、フォローアップを実施することが求められるようになっています。また、PDCAサイクルの考え方からも、Check=評価のステップは欠かせません。 それは景観やまちづくりに関する事業や取組みにおいても同様で、それらの効果に関する理解は、取組みの合意形成や妥当性評価に欠かせません。効果に関する理解の不足が、適切な景観形成のための事業や取組みの妨げになることも考えられます。 そこで本研究所では、「社会資本整備における良好な景観の創出や、事業評価における景観評価に寄与し、もって良好な景観創出の促進を図る」ことを目的に、景観が地域にもたらす効果とその評価手法に関する研究に取り組んできました。
(2015.10作成) >>詳細情報を閉じる 電線電柱類の景観対策手法の選定と無電柱化施工技術に関する研究 6-1 無電柱化事業の課題と今後の技術開発について >>詳細情報 我が国の無電柱化事業は、高額な整備コストが支障となり、欧米先進国はもとより他のアジア諸国と比べても大きく遅れています。我が国が今後諸外国並の無電柱化率を達成するためには、整備コストの大幅な削減や施工性の向上に資する技術開発が必須となるとともに、これまで対象となりにくかった郊外部等の道路での対策も必要となります。 本研究では、無電柱化の整備コストや施工性に直接的影響を与えるハード面の課題と必要な技術開発について考察しました。
(2015.01作成) >>詳細情報を閉じる 6-2 電線電柱類が農村・自然域の景観に与える影響と対策について >>詳細情報 地域景観チームでは、郊外部における電線電柱の景観への影響と効果的な景観向上策に関する研究に取り組んできました。電線電柱類が沿道の景観に与える影響に与える影響は、道路背景に美しい景観を有する北海道では特に大きく、地域の魅力を損なっている事例が少なくありません。 本研究では、北海道の郊外部、特に農村・自然域を対象として、電線電柱類の景観阻害を低減する効果的な景観向上策について検討しました。
(2014.11作成) >>詳細情報を閉じる 6-3 郊外部の沿道景観向上に資する無電柱化のための電線類地中化技術に関する基礎的研究 >>詳細情報 日本の沿道には多くの電線電柱類が存在し、景観の魅力を低下させています。特に郊外の農村・自然域など、開放的で美しい沿道景観を有する地域においては大きな影響を与えます。しかし、電線共同溝事業に代表される電線類の地中化事業は、中心市街地や都市部の幹線道路を中心として進められ、高額な整備コストなどから、農村自然域などの郊外部で電線類地中化が行われた事例はわずかです。景観改善効果が大きく期待できる郊外部の無電柱化推進のためには、より安価で効率の良い施工技術が必要です。 そこで、低コスト・高効率の電線類地中化技術検討のための基礎的研究として、海外で使用されている電線類埋設用掘削機械の掘削試験を行いました。
(2017.12作成) >>詳細情報を閉じる 6-4 電線類地中化のためのケーブル埋設機械について >>詳細情報 無電柱化が進んでいる諸外国では、電線類地中化に電線類埋設用掘削機械を使用し、日本と比較して大幅に短時間で施工している事例があります。そこで、低コスト・高効率の電線類地中化技術検討のための基礎的研究として、海外で使用されている電線類埋設用掘削機械の実態調査を行いました。
(2017.12作成) >>詳細情報を閉じる 6-5 電線電柱類の景観対策手法の選定と無電柱化施工技術に関する研究 >>詳細情報 北海道の大自然とまちの景観は、地域住民にとっても観光客にとってもかけがえのない財産です。電線や電柱はそれらの景観を阻害するだけではなく、電柱と衝突する交通事故や災害時の避難・救助活動にも影響を与えます。 寒地土木研究所では、そういった北海道ならではの魅力や課題に向き合いながら、電線や電柱を道路上からなくす「無電柱 化」の施工技術について研究を進めています。
(2018.07作成) >>詳細情報を閉じる 北海道における街路樹の景観機能を考慮した剪定技術に関する研究 7-1 街路樹の更新による印象評価実験に関する考察 >>詳細情報 街路樹は、景観向上、交通安全、緑陰の創出など多様な機能を有しており、これらの機能が総合的に発揮されることが必要とされていますが、昨今では街路樹の必要な機能が発揮されておらず、道路附属物としても求められる機能が発揮されていない事例が見受けられます。 地域景観チームでは、街路樹のマネジメント技術の提案に向けた研究を行うとともに、景観機能に着目し、研究を行っています。
(2017.10作成) >>詳細情報を閉じる 7-2 北海道における街路樹の景観機能を考慮した剪定技術に関する研究 >>詳細情報 街路樹は景観形成や環境保全に大きく寄与し、近年はその必要性が増大しています。しかし、維持管理費の縮減などを受け、不適切なせん定によって機能の喪失を招いている例も見られます。そこで、適切なせん定量・時期を提案するとともに、長期的な管理目標となる目標樹形の設定法を示すことによって、コスト縮減に対応しつつ、良好な道路空間の創出を図ります。
(2013.07作成) >>詳細情報を閉じる 7-3 街路樹の景観機能と管理状態に関する被験者実験について >>詳細情報 街路樹は都市の景観形成や環境保全に寄与しています。しかし近年、維持管理費の大幅な縮減により、剪定期間が長期化されたことなどから、過剰な剪定が行われ、樹勢の低下や景観形成などの機能の低下が見られます。 そこで、街路樹の景観機能と管理状態の関係について評価するため、スクリーンに投影した写真について被験者実験を行いました。
(2015.01作成) >>詳細情報を閉じる 7-4 寒冷地における道路緑化機能を考慮した街路樹のマネジメント技術に関する研究 >>詳細情報 街路樹には、景観向上機能をはじめとする様々な機能があります。しかし昨今では、強剪定等によって、本来必要な機能が低下している事例も少なく、こうした強剪定は樹勢の衰退を招く要因にもなり ます。また、北海道のような積雪寒冷地では、冬期間の低温によって幹が割れたり、除雪作業による幹の破損等もみられます。 寒地土木研究所では、街路樹の機能を維持するため、地域特性や沿道環境に応じた樹種の選定や、剪定手法等、効率的なマネジメント手法を提案するための研究を進めています。
(2018.07作成) >>詳細情報を閉じる 沿道の休憩施設や駐停車空間の魅力向上に関する研究 8-2 沿道の休憩施設や駐停車空間の魅力向上に関する研究 >>詳細情報 寒地土木研究所 地域景観チームでは、ドライブ観光で重要な、「道の駅」や「ビューポイントパーキング」など、沿道の休憩施設の快適な空間づくりを目指して研究を進めます。
(その1 2010.07作成) (その2 2012.03作成) >>詳細情報を閉じる 道の駅の防災機能向上に関する研究 9-2 道の駅の震災時における地域支援の現状と地域連携の重要性 >>詳細情報 寒地土木研究所 地域景観チームでは、平成23年の東日本大震災時に「道の駅」が果たした 役割や機能について、現地調査および「道の駅」担当者へのヒアリングを行いました。本稿は、 「道の駅」の震災時における地域支援の現状と、災害時の地域連携の重要性について考察を行ったものです。
(2011.07作成) >>詳細情報を閉じる 9-3 事例からみた災害時に求められる「道の駅」へのニーズについて >>詳細情報 「道路交通の円滑化と活力ある地域づくりへの寄与」を目的に始まった「道の駅」は、発足後20年が経過し、全国で1,059駅登録(2015年4月15日現在)され、年間購買客数2億人以上が利用しています。 2004年の新潟県中越地震や2011年に発生した東日本大震災では、多くの人々が避難しており、さらに北海道の暴風雪災害においても、道路利用者や地域住民が「道の駅」に避難し、支援を受けています。 そこで、避難経験者が、災害時に何を求めて「道の駅」に避難したのか調査を行い、災害時に求められるニーズについて考察しました。
(2015.10作成) >>詳細情報を閉じる 分かりやすい案内誘導と公共空間のデザインに関する研究 10-1 分かりやすい案内誘導と公共空間のデザインに関する研究 >>詳細情報 寒地土木研究所地域景観チームでは、主に観光交通におけるユーザー視点の、景観にも配慮した効果的な案内誘導の提案や、空間デザインと組み合わせた効果的な案内誘導手法の検討を目指して研究を進めています。
(2013.07作成) >>詳細情報を閉じる 地域資源を活用したフットパスに関する研究 11-1 地域資源を活用したフットパスに関する研究 >>詳細情報 寒地土木研究所 地域景観チームでは、少子高齢化で人口が減少する中、景観などの地域資源や社会資本空間を活用して、観光・地域振興及び健康増進などに貢献するフットパスに関する研究を行っています。
(2010.07作成) >>詳細情報を閉じる 国際的ロードツーリズムから視たツーリング環境創出に関する研究 12-4 ドライブ環境向上のためのアンケート調査〜あなたの好きな"休憩場所"〜 >>詳細情報 寒地土木研究所 地域景観チームでは、北海道のドライブ環境の向上に役立てるためのアンケート調査として、インターネット上のWebサイト「北の道ナビ」でミニ・アンケートを実施しています。
(2007.11作成) >>詳細情報を閉じる 北海道における道路関連情報の高度活用に関する研究 13-1 「道の駅」情報提供端末のユーザーインターフェイスの研究 >>詳細情報 北海道の道の駅は、現在100駅(平成19年3月現在)が登録されており、北海道におけるドライブ観光の重要な施設であると共に、地域振興の拠点ともなっている。 この研究では、「道の駅」での効果的な情報提供を行うため、これまでの研究で得られた知見を踏まえ、道の駅における情報ニーズについてアンケート調査を行い、道の駅情報提供端末の果たす役割を明確にして、新しいインターフェイスを提供しました。また2007年4月よりこの研究に基づく道の駅情報端末の新しいサービスが北海道開発局によって提供されています。
(2007.07作成) >>詳細情報を閉じる 13-3 北海道の道路情報総合案内サイト「北の道ナビ」 >>詳細情報 北海道には国内外から多くの方がドライブ観光に訪れており、外国人を中心にその数は増加しています。 しかし、来道観光客には、地理に不案内であったり距離感がわからないことや、春秋期の峠部の降雪などの情報が十分でないため、無理な行程での旅行計画が少なくなく、交通安全の観点からもド ライブ計画を支援する情報提供が求められています。 一方、北海道は冬期の吹雪による通行止めや多重衝突事故などが発生しており、厳しい気象条件のもと道路利用者が安全・安心・快適に移動ができるような情報提供も必要となっています。 このような背景から、寒地土木研究所では行政の道路情報と地域情報を組み合わせ、四季を通じて、利用場面や利用者ニーズに応じた情報提供手法についての研究を行いました。
(2008.07作成/2018.07修正) >>詳細情報を閉じる 13-4 「北の道ナビ」の新しい"距離と時間検索"を公開しました >>詳細情報 北海道の道路情報総合案内サイト「北の道ナビ」に、"距離と時間検索"という機能があります。この機能は、出発地と目的地を指定して検索すると、距離や所要時間、経路などを表示するというものです。大変多くの方々に利用されており、平成19年度の使用回数は309万回にも上りました。 このサイトは、北海道開発局を始めとする道内主要道路管理者の監修の下で、寒地土木研究所が運営しています。 このたび、機能をリニューアルし、新しい"距離と時間検索"を公開しました。
(2008.07作成) >>詳細情報を閉じる 13-5 「北の道ナビ」における経路情報提供の効果について >>詳細情報 北海道の道路情報総合案内サイト「北の道ナビ(http://n-rd.jp)」に、"距離と時間検索"という機能があります。この機能は、出発地と目的地を指定して検索すると、距離や所要時間、経路などを表示するものです。大変多くの方々に利用されています。
(2008.02作成) >>詳細情報を閉じる その他 14-1 北の道ナビを活用した調査研究 〜ミニアンケート結果〜 >>詳細情報 北の道ナビは、北海道内の主な道路管理者(開発局、北海道、札幌市、東日本高速道路(株))の監修のもとで寒地土木研究所が運営する北海道の道路情報総合案内サイトです。当チームでは、このサイトを活用して、美しい沿道景観や快適なツーリング環境の創出について調査研究を行っています。
(2006.09作成) >>詳細情報を閉じる
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