地域景観チーム

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基盤研究(R3-5)

積雪寒冷地におけるラウンドアバウトの設計技術の高度化と普及促進に関する研究

道路交通法が改正され2014年9月1日より、環状交差点(ラウンドアバウト)における環道交通車両優先の運用が開始されました。 2020年3月時点で国内では101件のラウンドアバウトが運用されています。北海道では、上ノ国町と浜頓別町で運用が開始され、今後も増加していくことが考えられます。

ラウンドアバウトには安全性向上のため適切な視線の制御が求められ、欧米では緑化やマウンドによる制御を行っており、技術基準にランドスケープの設計法が示されています。 一方、国内では7割のラウンドアバウトに植栽が導入されていますが、視線の制御を意図した中央島のランドスケープ設計事例は十分に確認できていません。

本研究では、積雪寒冷地の環境や安全と景観に配慮したラウンドアバウトの中央島ランドスケープの設計と管理技術について確立を目的としています。

 

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