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基盤研究(H25-27)

北海道における街路樹の景観機能を考慮したせん定技術に関する研究

街路樹は都市の景観形成や周辺の環境の保全に大きく寄与するとともに、近年においては、地球温暖化対策などその必要性が増大しています。しかし一方で、維持管理コストの大幅な縮減が求められており、剪定期間が長期化され、各地で街路樹の過度な剪定を招き、景観形成機能をはじめ街路樹に求められる機能の低下がみられます。また、落葉等に対する沿道住民からの苦情対応としての落葉期前の剪定も問題となっており、不適切な強剪定はマスコミに取り上げられ、社会問題ともなっています。

街路樹の剪定作業は、道路植栽の維持管理費のうち、大きな割合を占める重要な管理項目であり、街路樹の機能を維持・保持しつつ、効率的で適切な剪定が必要です。また、過剰な剪定は街路樹に求められる機能を損なううえ、樹勢を弱め、枯死する場合もあります。しかし、施工管理や完了検査に当たる土木技術者が簡易に剪定の「適切さ」を判定できる基準がなく、道路管理者が苦慮している状況にあります。

本研究では、北海道の街路樹として植栽されている主要な樹種について、景観形成機能をはじめとする道路植栽の機能を維持保全する、効率的で適切な剪定方法を提案し、道路管理者が簡易に剪定の適切性を判定する指標を提案することを目的とします。

 

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